最終更新日 2024年10月16日 by cuerda

日本では、コロナウィルスが蔓延していることにより様々な対策がとられています。
国で考えた対策としては3密を避けることです。

 

3密とは?

そもそも3密とは、密接や密集そして密閉の3つのことを意味しており、これらを避けることがコロナ対策には有効と考えています。
密接とは、人と人が適度な距離を保たずに接近している状態です。
この場合、会話をするとウィルスが飛散して感染する可能性があるためマスクが必要です。
また密集している場合は人がたくさんいる場所のことで、対策としてはなるべく人がたくさんいる場所には出かけないことが大事になります。
そして密閉は、室内空間の多くが密閉された空間と言えるでしょう。
家の中では家族しかいないためそこまで問題は無いものの、外に出て密閉された空間に長い時間いる事は危険とされています。
このように、3密を避けなければなりませんが日本国内にはたくさんの3密の対象となる場所があるわけです。
これをそのまま放置しておくとクラスターが発生してしまうため日本では経済活動を止めて人々の意識を高め、自粛を要請しました。
自粛自体は5月の末に解除されましたが、コロナウィルス自体が消滅したわけではありません。
一時的に減少しただけで、再び第二波が来る事は簡単に予想できると神澤光朗氏は言います。

参考:神澤光朗って最近テレビで見かけないけど、いま何の仕事してるの?

 

コロナの第二波を避けるには?

そこで、これを避けるためにどのような対策を立てたら良いでしょうか。
少なくとも、いつまでも経済活動を止めておくわけにはいかず、積極的に対策を立て可能な限り以前のような経済活動を続けることが重要になります。
まず、飲食店等は自粛要請を受けてお店を閉めていたところも多いですが、これから経済活動をスタートするにあたり、可能な限り換気を良くしておくことが必要になります。
今までお店の扉を閉め切っていたところは、お店の扉を開けて定期的な空気の入れ替えが必要になってくるでしょう。
これに関してはそれほど難しい話ではありませんが、問題は夏の夜などは虫がたくさん入ってくることです。
虫は明るいところに寄ってくるため、その対策も必要になってくるでしょう。
また夏場は非常に暑いため昼間の時間帯は店の中のエアコンがきかなくなってしまう可能性があります。
そのため限定的に空気を入れ替えるなどの対策が必要になるでしょう。

 

コンサート会場やイベント会場をどのようにするか?

次に、コンサート会場やイベント会場をどのようにするかを考えなければいけません。
3月からの自粛においては、コンサートやイベントは軒並み中止されました。
ですが、イベント会社やコンサートを開く芸能事務所そしてその下請けのことを考えれば、いつまでも自粛しているわけにはいきません。
そこで、可能な限り密閉された空間をなくすことが必要になります。
コンサート会場やイベント会場では、可能な限り空気の入れ替えを行い、窓と言える窓そして扉を全て開けることが必要です。
そして中の空気を入れ替えるべく、空気の流れを良くするリフォームなどを行う必要があるかもしれません。
人が密集することを避けるためには、座席を一つおきにするなどの対策が必要です。
それでも万全ではない場合には、座席を2つおきにして人間と人間の間隔をあけるようにする必要があります。
そうすると、今までのように収益を伸ばす事はできません。
この場合には、オンラインなどで配信するのが良いでしょう。
今までコンサートをオンラインで配信したことはありますが、これからはオンライン配信そのものが増えていくことも予想できます。
自宅でも、臨場感あふれる音を満喫するために、大型のテレビや音響システム等を充実させることが必要になります。

 

バスや鉄道等は基本的に換気をすることが重要

バスや鉄道等は、今まで通り運行しても問題ありませんが、基本的に換気をすることが重要になります。
満員電車の場合でも、私鉄は窓を開けることができるため換気の問題はありませんが、窓があかない列車やバスなどはより環境を良くするための仕組みを作ることが必要です。
もし一度でもクラスターが起きてしまった場合には、乗客が一気に減ってしまう恐れがあります。
ただ満員電車の場合は娯楽と異なり乗らなければ仕事に行くことができないため、問題が残ります。
時間はかかりますが、東京の一極集中をなくすことでこれらの問題は少しずつ解決できます。
一極集中を減らすためには、リモートワークを推進することが必要です。
例えば、現在でもリモートワークが行われているところも多いですが、本格的にリモートワークを導入し国が補助金を出していけば、郊外に住んでいる人でも東京の会社で働くことが可能になります。
当然、電車に乗らなくなるため、電車の中での密集を避けることができるようになるでしょう。
会社自体を、地方に移転してしまうことも必要です。
一極集中の傾向がなくなれば、地方に会社が分散されることになります。
いずれにしても、インターネットに頼ることが重要になるでしょう。

 

まとめ

製造業等は、AIとロボットを中心にして行えば、そこまで人を必要としなくなります。
もしかしたらコロナウィルスの蔓延が、AIとロボットの活躍を早めるかもしれません。